現在、私は自民党鹿児島県連青年局長を務めており、自民党の中央政治大学院の地方政治学校「ふるさとリーダー育成塾 かごんま造士館」の事務局長を兼任しております。
かごんま造士館は県連青年局のメンバーで運営しており、毎月第3土曜にテーマを決めて講座・現地研修などを実施。
2月18日は「地方創生」をテーマに、鹿児島県長島町の井上副町長を講師にお迎えして長島町での例会となりました。
先ずは、リニューアルした漁港の食堂「長島大陸食堂」にて昼食です!
いろいろ選べたのですが、塾生は「から揚げ・あら炊き・鰤カツ」の3択縛りでしたので足並みを揃え、私も3択の中からあら炊き定食800円をチョイス。
あら炊きは、骨蒸しみたいに骨まで食べられてとても美味しかったです。
慌ただしく写真を撮ったので、定食がバラバラな感じでスミマセン?
腹ごしらえが済んだら早速研修。先ずは、井上副町長のアテンドで針尾公園から長島町の養殖生簀などを眺めながら説明を受けました。
長島町は年間100万本のブリを出荷しており、養殖ブリの漁獲量では日本一!
ブリは日本の固有種ということで、日本一ということイコール世界一ということになるわけです。長島町凄い!
その後、長島町役場に場所を移しての座学。
井上貴至 長島副町長プロフィール
大阪府出身。東京大学法学部卒業後、総務省に入庁。地方分権、拉致問題等の担当の後、平成27年4月に自ら提案した「地方創生人材支援制度」制度で、長島町の副町長に当時29歳の全国最年少で就任(ちなみに31歳の現在も最年少)。
「ブリ奨学金」を始め、様々な施策で長島町を盛り上げてきました。
そんな井上副町長の希望もあり、自由に座るというリラックスした雰囲気で、井上副町長より講義を受け、質疑応答を行いました。
現在、「償還型奨学金よりも給付型奨学金を」という流れになってきておりますが、ブリ奨学金は漁協や民間企業などの協力を得て長島町独自で設立。
卒業後、長島町に戻ってきた場合はその返還を免除するという、公平性から考えて償還と給付の良いところをとったものとなっております。
また、「卒業後すぐではなく、10年以内に戻ることが条件」というのは、学生にとっても無理がなく、出世魚のブリらしく大きく育って帰って来て欲しいという願いが込められた温かい制度だと感じました。
井上副町長は今年度で長島町での任期が終了予定。
今後フィールドが変わっても、長島町での経験を活かし引き続き地方創生に尽力して頂きたいと思います。
井上副町長は笑顔も素敵な方だったのですが、「写真撮ります!」となると、真面目な表情になってしますようで。笑
空港から直行というお忙しい日程のなか、私どもの例会にご協力頂いたことに心から感謝申し上げます!